どうしたら赤ちゃん授かるか?
赤ちゃんは、欲しい欲しいと思っているとできない。赤ちゃんを授かることを心の底からあきらめた時に、授かると言うことがよく言われますが、私の場合、本当にそうでした。
年齢的にも、一刻も早く欲しかった赤ちゃん、ようやくできたのは、4年後でした。
その間に、一度稽留流産を経験しています。
私は、22歳の時に、卵巣腫瘍で片方卵巣を切除してますので、赤ちゃんができにくいのではないかという不安はありました。
そのことが関係あるかはわかりませんが、排卵状況もあまりよくないようだったし、子宮内膜も薄いみたいでした。
不妊治療は、主人が希望しなかったので、していませんが、自分で基礎体温をつけて、タイミングは考えていました。
稽留流産をしたことで、ショックを受けたこともあり、ストレスを感じていた仕事を辞めてしまいました。妊娠にストレスがよくないと散々言われていたので、辞めたことで、赤ちゃんを授かるのではないかと期待もしていました。
ですが、それでも妊娠はせず、月日は過ぎてゆくばかり。
失業保険が終わる頃、パートを始め、独身時代に習っていた絵を描くことを始めました。
パートを始めて1年経ち、あっと言う間に34歳になってしまいました。このままでは、ただ妊娠したいだけの生活で、今のこの生活を楽しむことができないと思い、とりあえず、赤ちゃんのことはあきらめて、南フランスへ旅行に行くことにしました。旅行の予約をした2ヶ月後、旅行中に妊娠がわかりました。
私は、自分の心のコントロールが苦手な方です。赤ちゃんが欲しいという気持ちを、もっと軽く持てたらよかったのでしょうが、思いつめてしまっていたのでしょうね。それが1番よくないと分かっていても、なかなかバランスよくなれないのが、難しいところです。
南仏プロヴァンスの魅力が、私の思いつめた妊活から救ってくれたのでしょうか。
結果として、妊娠のことを考えずに、別のことに集中することが、妊娠への近道なのかもしれません。