無痛分娩について
1人目の出産は、無痛分娩でした。
切迫早産の入院を2ヶ月くらい経て、38週で出産しました。
なぜ無痛分娩にしたかといえば、痛いのが嫌だという単純な理由です。周りの友達が無痛分娩をしている人が多かったということもあったと思います。
結果、どうだったか?
無痛分娩を後悔はしていませんが、もう少し上手くできなかったものかという思いがあります。
どういうことかといえば、出産の途中、陣痛がもの凄く痛くなり、まさにお腹をこじ開けられるような痛みでした。
産道を通過しようと身体が裂かれるような感覚でした。
無痛分娩のはずなのにどうしてこんなに痛いのか!と助産師さんに訴えて、麻酔を増やしてもらうと、今度は麻酔が効き過ぎて、両脚の感覚がなくなり、立ち上がることもできなくなりました。
分娩台のうえで2時間程放置され、麻酔が弱まることを待ちましたが、一向に脚の感覚は戻りません。
なので、産みたくても全然いきむ事ができないので、お産が進みません。助産師さんは、「全然だめ。そんなんじゃ生まれないわ。」と言い残し、隣の妊婦さんの所へ行ってしまいました。
私と夫は、分娩室で残され不安な時間を過ごしました。助産師さんに叱られたことで、なんだか私も自分の不甲斐なさを感じてナーバスになり、どうやっていきめばいいのかもわからないしで、不安で悲しくなりました。
その後、頑張って精一杯いきんでみましたが、いきめてたのか、できてなかったのかよく分からないまま、最後の最後は吸引分娩となりました。
吸引分娩になってしまったことに関しても、赤ちゃんの頭に障害や後遺症が残らないかすごく不安になり、出産後も気になって全く眠れませんでした。
結局、生まれた直後は青かった頭もガッツ石松のようなお顔も、翌日にはすっかり青くなくなり、可愛いお顔になっていましたが、とはいえ、なんだか横ばっかり向いているような?しばらくは同じ方ばかり向いていたと思いますが、今は頭の形も綺麗な子です。
そのような経験から、無痛分娩も麻酔をちょうどよく効かせて、いきむ感覚を残して痛みを緩和することができれば、とてもいいと思うのですが、私の場合はそれが上手くいかなかったという、ヘンテコなお産でした。無痛分娩するなら、そのさじ加減が上手な病院で産んだ方がいいですね。
ちなみに今回は自然分娩の予定です。
計画分娩ではなく、赤ちゃんが出てきたいタイミングで産んであげたいと思ったからです。